無排水化を推進します
電解式汚水処理システム 
特許第4194730号

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処理システム概要

東洋計装の電解湿式VOC処理装置は、水洗塗装ブースのベンゼンやトルエン、キシレンといった全揮発性有機物と汚れた排気をシャワー水に通し吸収、ポンプで循環系へ送り電気分解を行います。

VOC処理には、直燃式や吸着式、バイオ処理を行う方法などいくつかあります。
しかし、直燃式は設備が大きく、CO2の排出が多いことなどの2次汚染などがあり、バイオ処理では、酸化が進行してしまうと、消臭性能がなくなってしまうので、保守に手間がかかってしまいます。
電解湿式VOC処理であれば、電気分解してイオンで臭気を消失させる原理なので、他の方法と比べ、ランニングコストをかけずに揮発性有機溶剤分も処理することが可能です。

水洗式塗装ブース向け 電解式汚水処理装置

本製品の特徴
電解処理を行うことで循環水を分離・殺菌を促し、循環水の無更新化を図ります。また、分離洗浄作用によりブース内のスラッジの付着を軽減し、バクテリアの発生を抑えて異臭を防止します。
電解効果
分離作用がスラッジの非粘着化を促進、ノズル詰まり・エリミネーターへの付着を大幅に削減!
電解時の微量の水素・塩素ガス等もバクテリアを死滅させるため、ブースの異臭を防止します!
塗料凝集剤、クリナー等の薬剤投与は一切不要!
幅広く塗料に対応!
導入事例
自動車外装樹脂パーツ塗装ライン(クリア塗料含)・携帯電話塗装ライン・金属塗装ブース・家電樹脂パーツ(二液性塗料)・水溶性接着剤塗布ブース

  • 機種選定につきましては、循環総水量、塗料の種類、塗布量などによって決まります。お気軽に代理店にお尋ねください。
電解汚水処理とは(一屋型)
  • 例/塗料廃液の場合(水溶性塗料)
  1. 汚水を電解槽(+電極側アルミ板、-電極側SUS板)に入れ通電する。
  2. すると、ブース内の水とオーバースプレーが混ざった汚水(乳化状態)が、プラス極側から発生した水酸化アルミにより分解され、水と顔料、その他に分離されます。
  3. この時、発生したスラッジは非粘着物となり、軽いスラッジは電解によって発生した水素ガスにより浮上し、重いスラッジは沈降します。

TYPE DZ101KC

形状寸法 横900mm・高さ1,300mm・奥行700mm
重量 100kg
処理水量 800リットル/1時間
電源 3Φ 200v 50/60Hz 1Kw
電解最大電力 500W 平均アルミ消耗時間 600時間

TYPE DZ201KC

形状寸法 横1,400mm・高さ1,300mm・奥行900mm
重量 200kg
処理水量 800~1,600リットル/1時間
電源 3Φ 200v 50/60Hz 1.5Kw
電解最大電力 800W 平均アルミ消耗時間 600時間

スクレーパー

  • ①スクレーパーで掻き出します。
  • ②スカム受で回収します。

TYPE DZ401KC

形状寸法 横2,000mm・高さ1,500mm・奥行1,000mm
重量 400kg
処理水量 2,000~3,000リットル/1時間
電源 3Φ 200v 50/60Hz 2Kw
電解最大電力 1,600W 平均アルミ消耗時間 600時間

TYPE DZ401KC+脱水機

形状寸法 横3,500mm・高さ1,800mm・奥行2,000mm
重量 1,000kg
処理水量 2,000~3,000リットル/1時間
電源 3Φ 200v 50/60Hz 2.5Kw
電解最大電力 1,600W 平均アルミ消耗時間 600~700時間

塗装前処理排水電解処理システム

本システムの特徴

「排水処理設備への応用」
酸化・還元の同時作用のある電解装置を排水処理に組みこむことで、使用薬品の種類が少なくなり、排出ラッジ量の大幅な削減ができ、運転コストの軽減が可能になります。設備導入費も低減可能です。

その他 電解装置使用例

「節水、その他の使用例」
  • 電解水での脱脂洗浄(予備樹脂)
    (板金加工品、機械加工部品等)
  • 水溶性切削液の長寿命化
    (腐敗防止、浄化)
  • 脱臭等スクラバー水の浄化
    (溶剤臭、他の臭気の除去)
  • 汚水中の有害物質の除去
    (塩化化合物、重金属等)

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